スケーリングの進行予測式 導入プログラム
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 寒冷地のコンクリート部材は、凍結融解と塩化物の複合作用を受けやすく、コンクリート表面が剥げ落ちるスケーリングの発生が懸念されます。スケーリングの進行は部材の断面欠損や、鋼材位置の塩化物イオン量の増加につながります。

 構造物の維持管理や対策要否の判定には劣化機構に応じた劣化の進行予測が必要です。これまでに、中性化、塩害、化学的侵食については劣化予測式が整備済みですが、耐寒材料チームでは、凍害に関しても予測手法を構築するため、様々な配合、環境条件を想定した大規模・長期間の実験・解析・整理を行い、凍害によるスケーリングの進行予測式を開発しました。また、実測値から予測式を求めるプログラムも作成しました。このプログラムは、スケーリング量などスケーリングの程度を定量的に示すデータを入力するだけで、式が自動的に求まるようになっています。

 開発したスケーリングの進行予測式は、下記の手引、指針にも掲載、紹介されております。
■凍害が疑われる構造物の調査・対策手引書(案)(寒地土木研究所)
■北海道におけるコンクリート構造物の性能保全技術指針(北海道土木技術会コンクリート研究委員会)
■2018年制定コンクリート標準示方書[維持管理編]改訂資料(土木学会)
■鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針・同解説(日本建築学会)

 なお、表示される予測式の係数は、入力したデータの範囲で決定されたものです。そのため、予測の精度を高めるため、データが蓄積されたら適宜、修正・更新いただくことが望ましいです。

 凍害を受ける部材の劣化予測、実験における数値解析、さらには、補修部位の優先順位付け等でお役に立てる技術です。
 多くの土木技術者の皆さまに活用していただきたく、ここにホームページに掲載するものです。

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@計算プログラム(excel 0.8MB)
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