日本コンクリート工学協会 北海道支部「凍害と耐久性設計研究委員会」
活動報告会

日本コンクリート工学協会 本部「コンクリートの凍結融解抵抗性の評価方法委員会」
成果の解説
 

−開催結果報告−

日本コンクリート工学協会北海道支部 凍害と耐久性設計研究委員会(委員長:田口史雄・(独)寒地土木研究所)では、2006年から2年間にわたり、凍害を対象とした耐久性設計をより合理的なものにするために、劣化予測技術、複合劣化に対するメカニズムの解明、凍害の診断技術の開発に関し、新たな研究や技術に関する情報発信をすべく活動を行ってきました。

また、日本コンクリート工学協会本部「コンクリートの凍結融解抵抗性の評価方法委員会」(委員長:河野広隆・京都大学大学院)では、コンクリートの耐凍害性を適切かつ簡易に評価できる手法の検討を行って来ており、今回下記要領で支部の活動報告会にあわせて同委員会員会成果の解説を行いました。
 
 結果、予定人員100名を超える131名の参加を得て、盛大に行われました。


日  時:2008年10月31日(金) 10:00〜16:40

場  所:(独)土木研究所 寒地土木研究所 講堂

プログラム

 開会挨拶(趣旨説明)  田口史雄(寒地土木研究所)

 ○ 第1部 本部委員会成果解説

  ・凍害劣化と環境外力  千歩 修(北海道大学大学院)
  ・コンクリートの耐凍害性  名和豊春(北海道大学大学院)
  ・試験法の現状と改善  近松竜一(大林組)

 ○ 第2部 支部委員会成果報告

  ・凍害における診断手法、劣化予測  濱 幸雄(室蘭工業大学)
  ・凍害を受けやすい環境下におけるコンクリートの性能評価・設計  上田多門(北海道大学大学院)
  ・凍害における複合劣化  遠藤裕丈(寒地土木研究所)

 閉会挨拶  千歩 修(北海道大学大学院)